「千代田区を舞台とした学生設計展」は、「千代田区を舞台とした卒業設計展」として、2009年2月に千代田区役所区民ホールで第1回を開催しました。以後、千代田区や区内の大学の施設を会場として毎年開催し、2015年度からは卒業設計だけでなく、演習課題の作品や修士設計からも出展を募り、「千代田区を舞台とした学生設計展」と名を変え、今年度で第13回目を迎えました。また、会期中に出展者と地域会建築家と市民とで、図面と模型を見ながら作品批評と敷地周辺の街のあり方をテーマにディスカッションを行ってきました。2016年度からは、「JIA千代田地域会 学生優秀作品賞」「JIA千代田地域会 学生最優秀作品賞」の表彰を行っています。
今年度は、コロナウイルスの感染拡大の中、実際の会場で展示を行うことは困難であると判断し、WEB上で開催することと致しました。今回の出展は、大学の卒業設計作品4点、大学学部での課題で制作された作品3点、大学院の修士設計作品1点、計8点となりました。
出展者を交えてのトークセッションをWEB会議システムを利用したオンラインで1月17日(日)14時より開催いたします。
(セッション参加希望の方は、jiachiyoda.event@gmail.com までご連絡ください。)
コロナ禍の中、大学の教育環境はこれまでになかった困難な状況にあります。「千代田区を舞台とした学生設計展」をWEB開催することで、より多くの方に閲覧してもらい、学生さんたちの励みになることを心から願っています。
JIA千代田地域会代表 大橋智子
出展作の敷地の位置を示しています。ピンをクリックすると作品情報が見られます。