千代田区を舞台とした学生設計展|JIA関東甲信越支部 千代田地域会

2021年度出展作品

居住性のある図書館とそのスラム性
[大学課題設計]

作品概要

図書のデジタル化によって、図書の貸し出しという現代の主機能が死んだ後の新しい図書館の機能として居住性を提案する。
公共空間に人が住み着き、新しい図書館を作り上げていく住人のセルフ的生命力や即興的な振る舞いなどをスラム性と表現し、生活から商売まで自由に行う場としての公共図書館を提案する。神保町は世界でも稀に見る多様なでまちである。駿河台下交差点を起点として、靖国通りやすずらん通りを西へ行くと書店街、古書店街が広がり、明大通りを御茶ノ水駅へと上がっていくと楽器街が展開する。また、商店街を背に靖国通りを東に進んでいくとスポーツ用品店が広がり、神保町全体を見れば大学や予備校が集まる学生街としての様相を呈している。これらは、神保町というまちが、様々な分野の専門的知識を持った人が集まり、その文化を作ったという歴史を持っていることに由来する。このような神保町に新しく図書館を設計する中で、これからの図書館であったり、公共性というものについて、N Yの公共図書館におけるホームレスの問題や東京のネカフェ難民などの問題を背景に、大学生や専門学生、お笑い芸人、小説家、アーティストなどが生活・作業・商売を行える場を設計した。

対象地域:
神田駿河台下

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